FINAL FANTASY VII REBIRTH Vinyl を購入して聴いてみた感想

発売が待ち遠しいFINAL FANTASY VII REBIRTHですが、そのサントラであるFINAL FANTASY VII REBIRTH Vinyl が届いたので、商品内容と中身の確認、実際に聴いてみての感想を書いていきます。

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はじめに

前作FF7RでFF7のファンになりました

自分にとってのFF7のシリーズについて少し語らせてください。

FF7といえば、FFシリーズの中でも屈指の人気を誇る作品です。しかし、自分は正直に言って、最初はそれほど興味がない存在でした。

オリジナル版FF7は、初代PSで発売された時期に友達から借りて遊んだことがありますが、クリアする前に返してしまい。。そのため、ストーリーの内容はほとんど覚えておらず、後半の展開は全く知りませんでした。

その後に発売されたスピンオフ作品や映画作品にも特に興味を持たず。FF7に関することは、自分にとっては遠い存在でした。

ところが、リメイク版であるFF7RemakeがPS5フリープレイで無料配布されたことがきっかけで、一変してこの世界のことが好きになり。

映像美、キャラクターの魅力、ストーリー、音楽、戦闘システムと、どれをとっても素晴らしい出来。しかも、全3部作という壮大なスケールで、エンディング後にはもう続きが気になって仕方がない!

今では、FF7のファンになっており、次回作REBIRTHのストーリーがどう展開するのか、とても楽しみにしている自分がいます。

さらに、もともとレコードが好きなので色々揃えているのですが、今回FF7REBIRTHのアナログ盤が発売されることを知り予約購入した次第。

そんな最近になってこのシリーズのファンになった自分が、このサントラである、FINAL FANTASY VII REBIRTH Vinyl をまとめた記事となっています。

FINAL FANTASY VII REBIRTH Vinylについて

CD版サントラに先駆けてアナログレコードが発売

2024年4月10日発売のCD版サントラに先駆けて、アナログ盤がゲームよりも早い1月31日に発売されました。

CD版(※)は、ゲームから厳選された楽曲を7枚のディスクに収録したものですが、アナログレコード版は、CD版とは異なる9曲を収録したものです。

(※)ゲームのコレクターエディションやデラックスエディションの特典に付属される、ミニサウンドトラックのことではありません。

ティファとエアリスのそれぞれのイラストが描かれたディスクに分かれており、ティファサイドには「チャドリーのテーマ」や「農夫」など、エアリスサイドには「FFVIIメインテーマ」のバトルアレンジなどが収録されています。

盤面のエアリスとティファが美しい・・・エアリスは青空を見上げ、ティファは夜空を見上げる、二人とも表情を見せないアングルとなっているのがまたいいですね。どんな想いで空を見上げているのでしょうか。

ジャケットや中身は後ほど詳しくまとめています。

どこで購入できる?価格は?

どこで購入できる?

スクウェア・エニックスの公式ストアSQUARE ENIX Storeで購入できます。

その他、AmazonSonyMusicShopタワーレコードOnlineHMV&BOOKS OnlineTSUTAYA Onlineショッピング楽天ブックスヨドバシカメラ.comでも購入可能です。

ちなみに自分はAmazonで特典あり(メガジャケ付)を予約しました。

価格は?

4950円(税込み)となっており、どこでも値段は同じなので、普段から利用しているサイトを覗いてみましょう。

アナログ盤は生産数が少なく品薄になる可能性が高いです。 そのため、気になる商品があれば、早めに購入することをおすすめします。

スクウェア・エニックスが生産しているレコードの場合、一度在庫切れになったオクトパストラベラーのレコードが再販されているのを見かけたことがありますが、全ての商品がそのように在庫復活するとは限りません。

再販されない場合、メルカリなどフリマサイトで高値で売買されることになります。 これは、レコードの需要と供給のバランスが崩れるためです。 ですから、レコードを手に入れたいなら在庫があるうちに購入するのが賢明です。

レコードの内容と特徴

ジャケットやデザインについて

表面には、FF7の主要キャラクターであるセフィロスクラウドザックスの3人が、神々しい光をバックに勇ましい姿で描かれています。

裏面はFF7のロゴだけをシンプルに配置し、余白を効かせています。表裏ともに光沢のある紙質で仕上げられており、高品質なジャケットになっています。

見開きの左側には、曲目作曲・編曲者・スタッフのリストが掲載されています。右側には、盤面が見えるようになっている見開き一体型の厚紙アウタースリーブが。

ジャケット背も厚みがあり、FINAL FANTASY VII REBIRTH VINYLとの表記。

収録曲一覧・仕様

レコード一枚の表裏、エアリスサイドティファサイド合計9曲が収録されています。

  • 旅の途中で – カームの街角 –
  • 牧場の少年
  • チャドリーのテーマ
  • チョコボ・デ・グラスランド
  • FFVIIメインテーマ Battle Edit

LP レコード 1 枚 | 12inch | 33 1/3 rpm

各曲のレビュー

Aerith Side
1 旅の途中で – カームの街角 – / On Our Way – Sense of Kalm

Composition: Nobuo Uematsu Arrangement: Shotaro Shima

優雅な曲ですね。街の風景を思い浮かべるようなメロディで、穏やかな天気の昼下がりに聴きたくなります。カームの街とは、クラウドたちがミッドガルを脱出してから最初に訪れる街だそうです。この曲から今作のストーリーが進行していくんですね。胸が高鳴ります。


2 牧場の少年 / Farm Boy

Composition: Nobuo Uematsu Arrangement: Shotaro Shima

タイトルが示すように、牧歌的な風景を思い浮かばせます。穏やかなメロディーに包まれて心が安らぎます。時折響く口笛がこの曲の魅力を引き立てていますね。


3 チャドリーのテーマ / Chadkey’s Theme

Composition & Arrangement: Shotaro Shima

チャドリーとは何ぞやと思い調べてみたんですが、前作FF7Remakeにも登場した神羅カンパニーの科学部門の研修生のことですね。レポートをクリアすれば珍しいマテリアや召喚獣を提供してくれました。今回も彼にお世話になりそうです。


4 チョコボ・デ・グラスランド / Grasslands de Chocobo

Composition: Nobuo Uematsu Arrangement: Shotaro Shima

この曲は聴いたことある曲です。明るくて楽しい雰囲気を表現しており、チョコボのキャラクターに合っています。


5 FFVIIメインテーマ Battle Edit / Main Theme of FFVII – Battle Edit

Composition: Nobuo Uematsu Arrangement: Shotaro Shima

まさにメインテーマのバトル版ですね。聴き覚えのある名曲の断片が巧みに織り込まれており、壮大な音楽の世界に引き込まれます。クラウドたちの冒険に同行するような感覚になり、バトルに挑みたくなるでしょう。FF7のファンにはたまらない一曲です。

Tifa Side
1 ジュノンエリア / The Junon Region

Composition & Arrangement: Yoshinori Nakamura

ジュノンエリアで調べてみて、おそらくフィールド曲だと思うんですが、違っていたらごめんなさい。オーケストラの中で鳴り響く笛の音色が素敵ですね。壮大で勇ましいメロディが、広大なエリアを冒険する気分にさせてくれます。


2 ジュノンエリア Battle Edit / The Junon Region – Battle Edit

Composition & Arrangement: Yoshinori Nakamura

前の曲と同じメロディをベースにしながらも、ギターの音色を前面に出したアレンジが施されています。この曲はバトルシーンのBGMとして使われるのでしょうか。テンポの速さと力強さが特徴です。軽快なリズムと疾走感のあるメロディが、プレイヤーの戦闘意欲を高めます。軽めの戦闘に最適な曲と言えるでしょう。


3 アンダージュノン – 黄昏の村 – / Under Junon – Sunless Oasis

Composition & Arrangement: Yoshinori Nakamura

3曲目は打って変わって穏やかで感傷的なメロディーになっています。タイトルにもあるように、この曲は黄昏の村をイメージしたもので、夕日に染まる荒野の風景が浮かびます。西部劇のような雰囲気が漂う、哀愁たっぷりな切ない一曲です。


4 マテリアキーパー / Materia Guardian

Composition: Nobuo Uematsu & Shotaro Shima Arrangement: Shotaro Shima

マテリアキーパーということで、おそらくボス曲にあたるトラックでしょう。緊迫感と迫力が伝わってきます。お馴染みのバトル曲、”戦う者達”のアレンジVer.ともとれます。この曲を聴いてると力が湧いてきますし、何度聴いても飽きない曲です。

レコードならではの魅力

レコードには、デジタル音源にはない独特の魅力があります。

レコードの音は、やわらかくて粘りがあります。音の輪郭がぼやけているように感じるかもしれませんが、それが逆に音に暖かさと奥行きを与えています。レコードを聴くときは、音の細部にこだわるのではなく、音楽全体の雰囲気に浸るのが良い楽しみ方なのだと思っています

また、レコードはモノとしても魅力的です。大きなジャケットには、音楽の世界観が表現されています。ジャケットのデザインやイラストなど、レコードには音楽以外の楽しみ方もあります。レコードを手に持って眺めたり、棚に並べたりすると、所有することの喜びや愛着が深まります。

レコードは、音楽を聴くだけでなく、見ることや触ることもできるアイテムです。

特に、大好きなFF7のレコードなら、ゲームの世界をより身近に感じられるでしょう。FF7のレコードはファンにとって貴重なコレクションのひとつとなるでしょう。

まとめ

というわけで、FINAL FANTASY VII REBIRTH Vinyl の購入レビューを総括していきます。

ゲームに先駆けてサントラ先行発売ということもあり、予習も兼ねて曲を聴けるのは素晴らしいです。ゲームへの期待を膨らませながら、発売日に向けてしっかり聴き込んでいこうと思っています。

加えてレコードには、CDやデジタル音源にはない独特の魅力があります。音質はもちろんですが、ジャケットデザインや所有欲を満たすアイテムとしての価値もあります。

興味を持たれた方は購入の検討をされてみてはいかがでしょうか。

以上が、FINAL FANTASY VII REBIRTH Vinylの商品紹介と実際に聴いてみて感じたことでした。何か参考になれば幸いです。

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