XboxSeriesXのファンが爆音に・・内部のホコリ掃除したら治りました!

XboxSeriesXのファンがうるさくなったので、

本体内部のホコリ掃除に挑戦してみました。

背面のパネルを開けるだけなので、道具さえあれば誰でも簡単に出来る作業だと思います。

下記のような症状のある方は、一度この記事を読んでみることをおすすめします。
  • 静かだったXboxSeriesXがうるさくなった。
  • ゲームプレイ中に熱暴走のアナウンス画面が表示される。
  • 本体内部に溜まったホコリが気になる。

何か参考になれば幸いです。

この記事は約5分で読めます

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XboxSeriesX本体が爆音化・熱暴走

XboxSeriesX本体って静かじゃないですか。

購入当初は冷却ファンがちゃんと回ってるのか疑いたくなるくらいその静音さに驚いたほど。

それが昨年くらいからでしょうか・・ゲームプレイ中にファンが回る音が聞こえるようになり、

最近になってそれが本体が悲鳴を上げてるのかのような爆音が部屋中にとどろくように。

明らかにおかしいなとは思っていたんですが、ついに息子がフォートナイトを遊んでいるときに「涼しい環境でプレイしてください」みたいなアナウンス画面が出てゲームが強制終了されてしまいました。

そのあと、比較的負荷のかからなさそうなDJMAXをプレイ中でも同じような症状に遭遇。

これはもう内部のホコリのせいだな確信し、重い腰を上げて本体内部の掃除を決意しました。

我が家のXboxSeriesXの稼働状況

2020年11月の発売日に購入してから今日(2024年5月)までほぼ毎日、我が家のメイン機器として稼働し続けてくれています。

学校から帰ってきた息子が使用し、夜からは自分が。もちろん休日はフル稼働。

ゲームはもちろんのこと、YouTube、時々Amazonプライムで映画も観たりしてます。

おそらく一日5時間以上は電源が入った状態になっていて、OFFでも常にスタンバイ状態。

そんな、働き者な我が家のXboxSeriesX、購入から約3年半・・いよいよ悲鳴が聴こえてきたのも、まぁ仕方がないですかね。

【結論】爆音・熱暴走は本体内部に蓄積されたホコリが原因です

今回、初めて本体の背面パネルを開けて内部を見てみたんですが、

ホコリが溜まるにつれて空気の流れが悪くなり、うまく排熱出来なくなるようです。

それがファンの爆音化、熱暴走の原因です。

これを解決するには、背面パネルを開けて内部のホコリを除去すること。

このホコリを除去するだけで購入当初の静かな本体に戻ってくれます。

背面パネルを開けて掃除する

必要な道具

  • 分解用のヘラ
  • T8トルクスドライバー
  • ハンディワイパー
  • ウェットティッシュ
  • 綿棒

まず、背面パネルを開けるために分解用のヘラを数本用意しておくと作業がしやすくなります。それと特殊ネジを回すためのT8トルクスドライバー。まずはこの2つがあれば大丈夫です。

加えて、ホコリを取るためのハンディワイパーアルコールを含んだウェットティッシュ綿棒などがあればOK。

あと、静電気でショート故障するおそれがあるため、気になるかたはプラ手袋をはめると安心かと思います。

手順の紹介

では実際にホコリ除去をしていきましょう。

本体に接続されているストレージ・ケーブル類は抜いておきます(写真ではストレージ写ってますが汗)

ここから先は自己責任の作業となります。

シールをはがす

まず、背面中央に貼られているシールを剥がします。

これは保証シールだと思われます。保証が受けられなくなる覚悟を決めて剥がしましょう。

もしMicrosoft Completeなどで保証が残っている場合は、保証先にお任せするのがいいですね。残りの保証期間(MicrosoftCompleteは購入後3年間)と相談のうえ、シールを剥がすか剥がさないか決めてください。

背面下部に小さいシールが貼られているので、そちらも剥がします。

T8ネジを外す

シール2枚を剥がすと緑色をしたネジが顔を出します。このネジを外していきましょう。

外したネジは無くさないようにとっておきます。

背面パネルをヘラでこじ開ける

ネジ2本が外れたら、背面パネルを取り外せる状態になります。

分解用のヘラやマイナスドライバーなどを使って、こじあけていきます。

上の写真は本体横にヘラを差し込んでいますが、最初は下部のほうに差し込んだほうが開けやすい印象です。

内部に溜まったホコリを除去する

では中身を見てみましょう。

いやぁこれは酷いですね・・ひどすぎる…

実際に本体内部に溜まったホコリを見てみて、ここまで放っておいて申し訳ない気持ちにもなりましたよ。

背面の吸気口から侵入したホコリが、一部、ファンから抜けずに内部に蓄積しつづけ、空気の流れが滞るようになり、排熱しづらくなっていく。そんな感じでしょうか。

特に下の写真の赤マルの箇所を確認してください。ヒートシンクのしたにホコリが詰まっていませんか?

おそらく、このほこりの付着が爆音&熱暴走の原因かと思われます。

小型の掃除機(※)かハンディワイパーなどで取り除いていきましょう!

※掃除機の使用は個人的には問題ないと思うんですが、否定されている記事も見かけましたので自己判断のうえ慎重に行ってください。

Xbox Series X に掃除機をかけても安全ですか?

Xbox Series X やその他の電子機器で掃除機を使用することはお勧めしません。掃除機を使用すると、内部コンポーネントに損傷を与える可能性のある静電気が発生し、Xbox が損傷する可能性があります。

thewindowsclub.blogより引用
ビフォーアフター(掃除前と掃除後)

大きいところは掃除機かハンディワイパーでホコリを取り除き、アルコールを含んだウェットティッシュで軽く拭く。

これだけでも十分に綺麗になります。

今回はここまでにしましたが、時間があれば細かいところを綿棒などを使って掃除するのもいいでしょう。

さらに分解をして、深いところまで綺麗にするのもいいですが、目的は熱暴走の改善・ファンの静音化なので、この時点でもう大丈夫です。

元通りに組み立てて動作確認する

一通りホコリを除去したら、元通りに組み立てていきます。

  • 背面パネルは本体の上部分から差し込んで入れてはめ込む。
  • 緑ネジ2本でパネルを留める。
  • ケーブルやストレージ類を差し込んで電源を入れる。
  • 設定画面、アカウントログイン画面を指示通り進めていき、ホーム画面を表示させる。
  • 適当にゲームを起動してみてファンの音を確認してみる。

爆音化していたXboxSeriesX本体なら、おそらく本来の静かなファンに戻っているのではないでしょうか。

我が家のXboxも静かになり、ゲームに集中できて、なにより気持ちよくゲームを楽しめるようになりました。

まとめ

ホコリの除去は熱暴走に効果抜群でした

一見面倒そうではありますが、思ったよりも時間はかからず効果は抜群、慣れれば30分もかからない作業です。

簡単とはいえ、分解作業にはなるので自己責任にはなりますが。

ただ、本体を大切に使いたい、長持ちさせたい、という想いがあるのなら個人的には必要な作業かと思います。

近頃ファンがうるさくなった、熱暴走するという方の何か参考になれば幸いです。

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