気が付けば6月、2021年も半分が過ぎようとしています。そしてこの時期はゲーマーたちが心躍るE3開催月!この数日間のうちに新作、魅力的なタイトルが多数発表されると思うんですが、その中でも僕個人としてはやはりXboxのタイトルが真っ先に気になるところ。新型ハードが発売されて初めてのE3ということで、この先遊べるゲームにどんなものがあるのか、ワクワクしながらこの季節を迎えました。
というわけで前置きはさておき、14日の深夜に発表されたXbox & Bethesda Games Showcaseを観て、個人的に興味があるタイトルとともに発表された内容をざっくりまとめたいと思います。
Forza Horizon 5
まず、グラフィックに驚かされたのがお馴染みのオープンワールド型のレーシングゲーム、ForzaHorizon5。というか、発表されたゲームはどれも次世代感たっぷりの綺麗なグラフィックなんですが、その中でもこのForzaは群を抜いたキレイさ。もはやゲームなのか実写なのか区別が付かなくなるほどで思わずこれはスゲー!これぞ次世代!と感動してしまいました。
今回の舞台はメキシコ、砂漠や火山、ジャングルなど、多種多様なフィールドでお気に入りの車を走らせカスタマイズ。
僕は初代からすべてのHorizonシリーズを遊んでるんですが、このゲームの好きなところはお気に入りの音楽をかけながらのんびりとドライブすること。オンライン要素やレーシング要素、あとForzaといえば痛車などのペイント機能ももちろん充実してるんですが、特になにもせず、ぶら~っと綺麗な景色眺めながら車を走らせることがこのゲームの醍醐味だと思っています。
今回もそんなドライブ気分を味わえるロケーションを楽しみにしています。
Halo Infinite
Xbox20周年ということで、同じくHaloも今年で20周年。
これを聞いて1の学生の頃から遊んでる僕も、おっさんになったよなぁと思ってしまいました。
やはりXboxにとって1番2番を争うほどのキラータイトルですから、今回もしっかり作り込んでくれると期待しています。前作5があまり遊ばなかったので詳しくは言えないんですが、ちょっと観たかんじ、1~3のBungie制作時代のような雰囲気がありますね。
全体的にゲームスピードが遅く、原点回帰というべきか、僕はこの重みのある感じが好みです。
あとは今回はグラップルショットといわれるケーブルを収縮させるアクションがすごく面白そう。あれを駆使して敵を倒したり地形を移動してショートカットしたり、色んなシーンで活躍しそうです。
Microsoft Flight Simulator
Forzaと対を成すような形で、こちらは空を自由に飛べるフライトシミュレーター。車ではなく、飛行機で地球ぐるっと回ってみたい、そんな夢が叶えられるゲームがXboxについに上陸。
これ、発表当時からずっとやりたかったんですが、PC版が先行発売されてもスペック不足で諦めるしかならず、、ずっとずっとXbox版リリースを待っていました。
今回発表されて嬉しかった!しかもリリースは7月27日なので結構すぐですね。
フライトゲームなんてエースコンバットか、ちょっとレアですがSEGAのエアロダンシングぐらいしかやったことないので、この本格的な雰囲気漂うゲームはなんだか難しそうな感じなんですが、でもめちゃくちゃ興味あるんですよね。
地球まるごと再現されているらしく、日本の地形もどこまで描かれているのか、自分の住んでる町の上を飛んでみるのもやってみたいです。
Starfield
今回のXboxショーケースではベセスダと共同発表ということで、全体的にベセスダブランドの割合が多かったように思えます。
その中でも今後の目玉となりそうなタイトルをひとつ。
エルダースクロールズやフォールアウトといったベセスダRPGの開発スタッフが製作中のスターフィールドというゲーム。
実に25年ぶりの新規IPに挑戦、ということで、他に何も作ってこなかったことに驚きなんですが、そりゃあ2作が超人気でしかも大作シリーズ過ぎるのでそんなヒマなかったんですかね。それでもMicrosoftがベセスダ買収したきっかけで楽しみなものがひとつ出来上がりました。
ゲームプレイはどんなものなのか詳しくは分からないんですが、宇宙を舞台にしたSF版ベセスダRPGといったところでしょうか。宇宙といっても場合によっては広大過ぎるほどのフィールドを用意しなければならないと思うので、探索要素がどのように描かれるのか、星の上陸探索はともかく、宇宙空間の移動はどうなるのか、と今から予想だに尽きません。
Somerville
個人的にはこのゲームが一番惹かれました。LimboやInside開発スタジオ元CEOが贈るSFアドベンチャーということで、もうそれだけで期待値MAX!
前2作を思い出させるような独特な雰囲気で、今回もセリフはないんでしょうか。LimboもInsideも人のセリフがない分、視覚から想像を掻き立てられるのがすごい良かったので、今回もそうであって欲しいなと思います。
発売は2022年とまだ先なので、開発チーム動向をTwitterでチェックしたいところです。
まとめ:Xboxは本格的に次世代期に突入
というわけで、大型タイトルを中心に5タイトルざっくりまとめた感じなんですが、この他にも中型、小粒なものを含めて発表されたものは30ほど。そのほとんどが、発売日から遊べるサブスクサービスGamePassに対応。
すなわち、XboxユーザーでGamePass加入者なら、大きな金額を払うことなくこれらのゲームを発売日から遊べてしまうってことなのです。このインパクトは相当大きいと思います。新型ゲーム機が発売されて、ようやく今回のE3で次世代感あるゲームが発表されつつありますが、それとともにGamePassの存在も大きくなってきました。
Halo、Forzaなどのファーストタイトルからベセスダタイトル、日本ではさておきワールドワイドでは強力なタイトルばかりで、360時代の強いXboxが戻ってきたように感じられました。GamePassのサービスとともに業界を盛り上げてくれること間違いなし。
ほんと言うと、いちXboxファンとして日本でも売れて欲しいんですが、まぁ無理ですよね。色々と。そこはもう諦めてます。でも、個人的にはここ数年間のE3発表の中では一番満足のいく内容でした。久しぶりに熱くなれた!これから楽しみなXboxです。