伝説再び!シェンムー、アニメ化!
僕はその発表を知ったとき、もう一度、あの興奮が味わえる!!
と思わず一人ガッツポーズを決めたのを覚えています。
我がゲーム人生の中でもひと際輝く作品、記憶に残るゲーム、シェンムー。そのアニメ版の国内配信がもうすぐ。
今回は、そのアニメ版シェンムーの見どころを探っていきます。
シェンムーとは
1999年、かつてハードメーカーだったセガから発売されたアクションアドベンチャーゲームであり、特に1作目、当時の最高水準のグラフィックで描かれた世界と、妥協のない作り込みでリアルさを強調。現実で出来ることのほとんどが出来てしまうんじゃないかと思わせるほどの徹底っぷり。
NPC(言わば、プレイヤーが操作しないキャラクター)ひとりひとりに名前や誕生日、生活習慣がプログラムされており、しかもフルボイス。時間の経過要素や天候の変化、QTE(クイックタイマーイベント)など、後のゲーム業界に多大な影響を与えた作品であり、さらには昨今のゲームトレンド、オープンワールドの礎を築いたといわれる、まさに元祖オープンワールドとも称される伝説のゲームです。
物語も壮大で、2作目も同じくセガのゲームハード、ドリームキャストから発売。3作目は間をおいてPS4で発売されていますが、未だに1作目から続くストーリーが完結されておらず、更に続編が待たれる作品となっています。
見どころ沢山!アニメ版のここに注目したい!
![](https://desukuro.me/wp-content/uploads/2022/04/5d4ee55246573b6735422cb50343c550-1024x576.png)
そんな未完の大作、シェンムーですが、今回のアニメ化で注目したいポイントをピックアップ。
いくつか気になるところを挙げていきたいと思います。
1980年代のノスタルジックさを味わう
舞台は1980年代。昭和の横須賀、香港、桂林。
令和の時代に観るシェンムーは、どことなくノスタルジックな懐かしい気持ちになれそう。
ド派手なQTE?アクションシーン
原作にも格闘ゲーム要素が組み込まれており、それもそのはず、総指揮はバーチャファイターを制作した鈴木裕氏。
その他QTE(クイックタイマーイベント)と呼ばれる、簡単なボタン操作で、カッコいいアクションが繰り出せる映画的シーンが多いのもシェンムーの醍醐味のひとつでした。
アニメ版にも、かっこいいアクションシーンが観れることを期待しています。
主人公、涼と女性キャラクターとの関係
作中に登場する多数のヒロインと主人公、涼との関係が気になります。
ゲームでは描かれなかったエピソードなどがあれば、観てみたいものですね。
シェンムーといえばフォークリフト
原作に度々登場するフォークリフトの運転シーン。
この、フォークリフトのシーン(アルバイトを含めて)は個人的にはたっぷり描いて欲しいと思います。
特に1作目はフォークリフトのレースがあり、荷物運びのアルバイト共々楽しかったので是非。
出会いと別れ・・旅気分を味わう
シリーズ通してみると、やはりシェンムーの魅力というのは人と会話をする。これに尽きるのかなと思います。
ひとりの主人公を通して味わう、長い旅の物語であり、その旅での人々との出会い、交流、別れを経験していく・・
アニメでも、同じような旅の気分を味わいたいものです。
原作に近いアニメ版キャスト
続いてキャスト一覧です。
シェンムーは登場人物が多い作品ですが、ゲーム版から続投の声優さんも居て、ファンにとっては嬉しい限り。
もちろん、キャストが変わるキャラクターもありますが、それはそれでゲーム版との聴き比べが楽しみです。
主要キャラでは芳梅(ファンメイ)や秀瑛、あと涼の父、巌あたりも、どなたが担当されるのか不明なので、そのへんも注目していきたいところですね。
キャラクター | アニメ版 | ゲーム版ⅠⅡ | ゲーム版Ⅲ |
---|---|---|---|
芭月 涼 | 松風 雅也 | 松風 雅也 | 松風 雅也 |
藍帝(蒼龍) | 櫻井 孝宏 | 櫻井 孝宏 | 櫻井 孝宏 |
玲 莎花 | 照井 春佳 | 石垣 はづき | 照井 春佳 |
原崎 望 | 伏見 はる香 | 安 めぐみ | |
陳 貴章 | 木島 隆一 | 酒井 哲也 | |
ジョイ | M・A・O | 夏樹 リオ | |
刃 武鷹 | 平 修 | 萩原 匠 | 平 修 |
ウォン | 葉山 翔太 | 渡辺 久美子 | |
斗牛 | 鷲見 昂大 | 熊谷 正行 | |
紅 秀瑛 | ??? | 出口 佳代 | |
薫 芳梅 | ??? | 大谷 育江 | |
芭月 巌 | ??? | 藤岡 弘、 |
OP・ED主題歌も素晴らしい
![](https://desukuro.me/wp-content/uploads/2022/04/26709763222995d6b2b0afc510a757c5-1024x576.png)
すでにリリースされている主題歌2曲も紹介。
両曲とも公式サイトからリンクされている音楽配信サイトから聴くことができます。
OP主題歌「UNDEAD-NOID」
伊東歌詞太郎
軽快なテンポの中に力強い歌詞、くわえて中国伝統の弦楽器、二胡の音色が心を掴んできます。
シェンムーの壮大なストーリーにマッチした曲ですぐに気に入ってしまいました。
ED主題歌「Sympathy」
鳴ル銅鑼
エンディングテーマはしっとりとした曲調。
どことなく、主人公、涼がバッグを抱えて旅をしている様子が目に浮かびます。
ゲーム版一作目の舞台、横須賀、ドブ板の街並みにも合いそうな曲ですね。
初回配信日時
![](https://desukuro.me/wp-content/uploads/2022/04/c2d34df85d952c96c293f9898da44605-1024x576.png)
配信は4月7日正午より順次公開とのこと。
ここで注意したいのは一斉同時配信ではなく、各サイトごとに微妙に時間差があること。
配信サイト | 日時 |
---|---|
U-NEXT | 2022年4月7日12:00~ |
ニコニコ生放送 | 2022年4月7日22:30~ |
ABEMA | 2022年4月8日2:00~ |
上記以外にも、Gyao!、Hulu、DMM.com、dアニメストアなど、AmazonPrimeビデオなど、各所で配信が予定されています。自分の環境に応じて観られるのはいいですね。
詳細はこちらから確認できます。
原作ファンなら見逃せない!
![](https://desukuro.me/wp-content/uploads/2022/04/4955439e99ff716028ee84d09666c10c-1024x576.png)
このブログ名にある、”第8倉庫”もシェンムーの影響からきており、個人的に数あるゲームのなかでも一位二位を争うほどの思い出に残っているゲームです。
今作、アニメ版シェンムーも、発表から心待ちにしていて、いちファンとして見逃すことの出来ない作品です。
かといって、ファンだけが楽しめる作品というわけではなく、物語は原作のストーリーをなぞりながら進行していくと思われるので、ゲームを全く知らない方でも十分に楽しめるはず。むしろ、ゲームよりアニメのほうが、ストーリーのとっつきやすさで言えば上でしょう。
これを機にシェンムーの世界に惹かれて、原作ゲーム版を遊ばれるかたが増えることを願っています。